ジャンプ みんなが沙羅のために飛んだ 二階堂「気持ち楽になってもらおうと」小林陵侑「4年前つらかったのは沙羅」悪夢払しょくの混合団体銅メダル

 「ミラノ・コルティナ五輪ノルディックスキー・ジャンプ混合団体・決勝」(10日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

 日本は丸山希(北野建設)小林陵侑(チームROY)高梨沙羅(クラレ)二階堂蓮(日本ビール)で挑み、合計1034・0点で同種目初の表彰台となる3位に入った。スーツ規定違反の失格となった北京五輪から1465日。高梨が銅メダルを掲げ、五輪の舞台でようやく笑った。

 全員が高梨のために飛んだ。1周目を終えて2位に付けた日本。一番手を務めた丸山の安定したジャンプで滑り出すと、今回の台に苦戦していた小林も98・5メートルで耐え、2位に付けた。3番手の高梨がつなぐと、最後は二階堂がゲートを下げたコーチリクエストに応える101メートルの好ジャンプを見せ、メダルをたぐり寄せた。

 「昨日おとといから表情とか発する言葉1つ1つ緊張してた。俺らで沙羅さんのことを持ち上げないとって。楽しみましょう!と、ポジティブなところで気持ちを楽になってもらおうとした」と明かす二階堂。前向きな言葉をかけ、この日も高梨と笑顔でグータッチし、気持ちが少しでも軽くなるように務めていた。

 小林も「つらかったのは沙羅だったと思う」と、4年前ともに混合団体に出ていただけに気持ちに寄り添った。丸山も「4年前の積み重ねの重みを感じるメダル」と言い、自分のできる最善のジャンプを飛んだ。

 高梨は開口一番「みなさんのおかげ」と感謝し、「一緒に飛んでくれた仲間、日本チームのみなさんのおかげで、個人戦以上に良いジャンプができた」と万感。最後は「間違いなく今日のメダルが、人生で取ったメダルで一番うれしい。すごく幸せな日」と優しく笑った。

ミラノ・コルティナ五輪最新ニュース

もっとみる

    ミラノ・コルティナ五輪速報

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス