坂本花織 完璧な舞い 今季世界最高!女子SP1位 うたまさ好演技に鍵山と号泣「誇りに思っている」

 演技を終え、日本チームメンバーと喜ぶ坂本花織
 団体女子SPで会心の演技を見せた坂本花織
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 「ミラノ・コルティナ五輪・フィギュアスケート団体・女子SP」(6日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

 10カ国で争う団体の女子SPでは今大会での引退を表明している坂本花織(25)=シスメックス=が今季世界最高の78・88点で1位をマーク。北京五輪は団体で銀メダル、個人で銅メダル。それ以上の結果を求め、ミラノに乗り込んだ。出だしから完璧な滑りを見せ、今後へ大きな弾みをつけた。

 団体金へ、大黒柱の坂本が導いてみせる。6日のSPでは、今季世界最高得点をたたき出した。「4年前から目指していたものが少しずつ近づいてきているというのをすごく実感できた」と笑顔。チームJAPANの好発進にぐっと拳をにぎった。

 五輪マークの上で、伸びやかに滑り切った。冒頭の3回転ルッツから、ジャンプは全て着氷。全力応援するチームの大応援に笑みを浮かべ、完璧に近い演技で士気を高めた。

 トップバッターはアイスダンスの“うたまさ”だった。初の五輪で納得の演技をした吉田・森田組に、坂本と鍵山は号泣。坂本は「感極まってうるっときた。止めないとと思って横見たら優真くんが死ぬほど泣いてた。抑えていたけど、もう止めんでええわと思ってボロボロ泣いてた」と、花織節を飛ばしながら涙の裏側を語った。

 坂本が初めて団体戦に出場したのは18年平昌五輪で、5位だった。それから4年後の北京五輪では順位が上がって銀メダル。「レベルアップして予期せぬメダルだった。みんな頑張れば、メダルが取れるんだとそこで気がつけた」。団体メダルへの気持ちは強くなった。

 ペアの三浦・木原組や鍵山とも「ミラノでは金を目指して、レベルアップをしていこうと話していた」と、同じ目標に向かってきた。メダルが射程にあることには「誇りに思っている」と坂本。プライドを胸に、全員で最高の景色を見る。

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