高木美帆 補欠登録500Mにも意欲「準備している」 コーチと相談後に最終決定 出場なれば日本女子最多11個のメダル獲得の可能性

 調整する高木美帆(手前)=ミラノ(共同)
 イタリア・ミラノのマルペンサ空港に到着し取材に応じる高木美帆=1日(共同)
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 ミラノ・コルティナ五輪に出場する2022年北京五輪スピードスケート女子1000メートル金メダルの高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=が2日、本番会場で初滑りし、氷の感触を確かめた。1日に直前合宿地のドイツからミラノ入り。補欠登録の500メートルの出場に意欲を示し、自身が持つ五輪の日本勢女子最多メダル獲得数7からの上積みを狙う。

 エースが4度目の夢舞台の地に降り立った。空港では多くのボランティアスタッフが出迎え、見渡せば五輪マークが目に入る。前回の北京五輪はコロナ禍の開催で異なる空気感だっただけに、高木は「歓迎ムードというか、たくさんのスタッフの方がいて、空港も五輪仕様。五輪ってこんな感じだったなと思い出した」と記憶をめぐらせた。

 北京五輪銀メダルの500メートル出場については「気持ちとしては出る予定で準備している」と、あらためて意欲。1000メートル、1500メートル、団体追い抜きと合わせて計4種目でリンクに立つことになり、日本勢女子の五輪メダル最多獲得数を更新する計11個のメダルを狙っていく。最終決定は状態を見つつ、コーチと相談して判断する。

 ミラノ到着から一夜明けた2日は、本番会場で“初滑り”。自身が立ち上げた「チーム・ゴールド」の一員である韓梅(中国)と前後になって滑るなど約45分、氷の感触を確かめた。会場のスピードスケート競技場は、大規模イベント施設に氷を設置した仮設リンク。日本選手の中では適応に苦戦する声も上がっているが、高木は「帯広の明治北海道十勝オーバルができる前の仮設リンクに似ている。子どものころに滑った(記憶を)ほうふつとさせる音がして、懐かしさとか、慣れ親しんだ感じ。スピードを上げた練習はこれからで、まだ分からないけど、ファーストタッチは悪くなかったのかな」と好相性を口にした。出場全4種目メダル獲得へ。追い風が吹いてきた。

 3大会連続4度目の五輪。初出場した2010年バンクーバー五輪で脚光を浴びた“天才少女”は、北京五輪に続きエースとして日本代表を引っ張る存在として夢舞台に臨む。初戦は連覇を目指す1000メートル。ほかの種目では、500メートルで2大会連続メダル、1500メートルでは悲願の金、団体追い抜きでは18年平昌五輪以来の女王奪還がかかる。

 「過去2回イタリアの大会には来ているけど、ミラノの空港を使ったのか覚えていない」と笑ってリラックスムードを漂わせつつ「とうとうここまできたという気持ちが強い。五輪は何が起こるか分からない。起こることの全部をプラスに変えていけるようにしたい」と武者震いした。

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