カーリング日本は銀メダル 英国に完敗も史上初 藤沢らメンバー全員が抱き合い涙

 銀メダルに涙する藤沢五月(撮影・高部洋祐)
 銀メダルを胸に笑顔を見せる(左から)石崎琴美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、吉田知那美、藤沢五月(撮影・高部洋祐)
 準優勝に涙する藤沢五月(撮影・高部洋祐)
3枚

 「北京五輪・カーリング女子・決勝、日本3-10英国」(20日、国家水泳センター)

 世界ランク7位の日本は、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレが世界ランク8位の英国に3-10で敗北し、史上初の銀メダルを獲得した。

 第9エンド、日本がコンシードの完敗。試合終了の瞬間には藤沢五月、吉田夕梨花の目からは涙がこぼれ、笑顔で抱き合っていた吉田知那美、鈴木夕湖からも最後は全員で抱き合って涙した。

 第1エンド、日本は不利な先攻で英国に2点を許すと、厳しい流れが続いた。1-3で迎えた第5エンド、相手に1点のスチールを許すと、有利な後攻で迎えた第6エンドも1点に抑えられた。

 勝負の第7エンド、先攻の日本は英国を1点に抑えにいったが、スキップ藤沢五月の最終投がミスショットになった。一挙4点を許し、終盤で2-8と大きく離された。

 “運命”の再戦だった。日本と英国は平昌五輪の3位決定戦で対決。最後は英国スキップのミュアヘッドの最終投が失投となり、日本の銅メダル獲得が決まった。日本と英国の過去の対戦成績は3勝4敗。今大会の1次リーグでも4-10と完敗していた。4年の時を経て、今度は金メダルをかけて争った。

 日本にとっては無念の敗戦。それでも試合開始前には「朝だから声出そう!」と気合を入れ、試合中もこれまで通り笑顔で「そだねー」、「ナイスぅー」とお馴染みの声が響いた。日本に希望を届ける、快挙の銀メダルとなった。

2022-02-20
2022-02-19
2022-02-18
2022-02-17
2022-02-16
2022-02-15
2022-02-14
2022-02-13
2022-02-12
2022-02-11
2022-02-10
2022-02-09
2022-02-08
2022-02-07
2022-02-06
2022-02-05
2022-02-04
2022-02-03

関連ニュース

北京五輪最新ニュース

もっとみる

    北京五輪 写真ハイライト

    ストーリーを見る
    北京五輪 17日間の熱戦が閉幕 カーリングは史上初の銀 フィギュアエキシビには羽生登場

    北京五輪速報

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス