羽生へ、宇野は「まねできない」と舌巻く 鍵山は2人の先輩に「心強かった」

キスアンドクライでステファン・ランビエルコーチ(右)に肩を抱かれる宇野昌磨(撮影・高部洋祐)
会見を終えた(左から)鍵山、チェン、宇野(撮影・堀内翔)
4回転半ジャンプをする羽生結弦(撮影・高部洋祐)
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 「北京五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(10日、首都体育館)

 メダリスト会見が行われ、銀メダルの鍵山優真、銅メダルの宇野昌磨が、羽生結弦の4回転半挑戦について受け止めを語った。

 鍵山は「今は日本男子のレベルはとても高いが、その中の1人として代表に選ばれて、五輪で演技することがとてもうれしく思った。2人の先輩がいて、とても心強かった」と振り返った。団体、個人と大車輪の活躍だったが「初めてで、何も分からなかったが、手助けがあったからこそ演技に集中できたと思う。とても感謝している」と宇野と合わせて感謝した。

 宇野は「日本のフィギュア男子、フィギュア界を、ずっとゆづ君(羽生)が引っ張ってくれた。僕には、皆さんの思いを背負ってとか、プレッシャーを背負って競技をすることはまねできない」とあらためて感嘆の言葉を発した。

 その中で「どんどんフィギュアのレベルが技術的に上がる中で、フィギュアを続ける年齢はすごく短くなりつつあると思うが、その中で何回も時代が変わる中で、ずっとトップで居続けるゆづ君って存在はすごいと思うし、さらにトップをいこうとする姿勢は、まねできるものではないなと思っている」と語った。

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