高木美帆は銀メダルもぼう然 大本命の1500m、0秒44差で金に届かず 再び“女王”に屈す

 女子1500メートルを滑り終えて上着を着る高木美帆(撮影・堀内翔)
 女子1500メートルを滑り終えた高木美帆(撮影・堀内翔)
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 「北京五輪・スピードスケート女子1500メートル」(7日、国家スピードスケート館)

 日本代表の主将も務める高木美帆(27)=日体大職=が銀メダルを獲得。1分53秒72で、0秒44差で金メダル獲得はならなかった。金メダルは平昌でも敗れたブスト(オランダ)、五輪新の1分53秒28をマークした。

 レース後はぼう然とした表情で悔しさを隠せず。それでも、ブストのもとへ歩み寄り、抱き合って健闘をたたえ合った。

 高木美は今大会5種目に出場予定。まず5日の3000メートルに出場したが、6位に終わり「悔いの残る出だしになってしまったかなという風に思っています」と語っていた。

 ただ、大本命はこの1500メートル。18年には平昌で惜しくも銀メダルだったが、今季のW杯では3戦に出場して全勝。世界記録も保持しており、金メダルの最有力候補に挙がっていた。

 ◆高木美帆(たかぎ・みほ)1994年5月22日、北海道出身。北海道・札内中3年のときに10年バンクーバー五輪に出場。18年平昌五輪は女子1500メートルで銀、1000メートルで銅、団体追い抜きで金メダル。同年世界選手権で日本勢初の総合優勝を果たした。1500メートルで19年3月に世界記録樹立。1000メートルと3000メートルの日本記録保持者。北海道・帯広南商高、日体大出。164センチ、58キロ。

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