女子団体追い抜き、高木美ミスに動じず準決勝へ「次に生かせるかな」

 スタート直後、スピードを緩める先頭の高木美=江陵(共同)
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 「平昌五輪・スピードスケート女子団体追い抜き・1回戦」(19日、江陵オーバル)

 高木美帆(日体大助手)、高木菜那(日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(高崎健康福祉大)の日本は、2分56秒08でゴール。準決勝進出を決めた。

 スタート直後、佐藤がバランスを崩し、高木美が振り返ってヒヤリとする場面も。それでも後半にしっかりスピードを上げ、上々のタイムで滑りきった。

 佐藤はスターターのかけ声にタイミングが合わなかったことをミスの理由に挙げ、「スタートの長さを感じて、2、3歩抜けてしまった。大きなミスをしてしまった」と反省。それでも、高木美は「次にいかせるところかな。自分たちはソチオリンピックを終えてパシュートにかけてきた時間はどの国より多い。自信を持ってレースで発揮できるよう、がんばりたい」と、しっかり前を向いた。

 日本はこの種目で世界記録を持っており、金メダル候補として期待される。準決勝は21日に行われる。

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