羽生、予定表では4回転ループ回避 トー、サルコー2本ずつ 宇野は冒頭にループ
「平昌五輪・フィギュアスケート男子・FS」(17日、江陵アイスアリーナ)
演技予定表が発表された。66年ぶりとなる五輪連覇を狙う日本の羽生結弦(23)=ANA=は、冒頭に4回転サルコーを配置。コンビネーションジャンプを含めて4回の4回転ジャンプを予定しているが、4回転ループは組み込まれていない。
羽生は冒頭に単独の4回転サルコー、続けて4回転トーループの予定。スピン、ステップシークエンスをはさみ、4回転サルコー-3回転トーループ、4回転トーループ-1回転ループ-3回転サルコーと2種類のコンビネーションに続ける。
終盤は3回転アクセル-2回転トーループ、単独の3回転ループ、単独の3回転ルッツでジャンプを終え、最後にスピンとコレオステップシークエンスを演じることになっている。
SP3位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は冒頭に4回転ループ、続けて4回転フリップの予定。単独の3回転ループ、スピン2種、ステップシークエンスをはさみ3回転アクセルへ。そして、4回転トーループ-2回転トーループ、単独の4回転トーループ、3回転アクセル-1回転ループ-3回転フリップと得点源のジャンプへとつなげる。ジャンプの7本目は3回転サルコー-3回転トーループで、コレオステップシークエンスとスピンで締める。
実際の演技では予定表の通りに滑る必要はない。羽生は最終第4グループ、全体の22番目の滑走で、午後1時43分ごろに出番を迎える予定。最終滑走の宇野は午後2時過ぎに登場予定となっている。