女子5000mの上原は15位でゴール 決勝も予選同様の積極レース

競技終了後にスタンドの応援団に手を振る上原美幸=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・女子5000m・決勝」(19日、五輪スタジアム)

 この種目で日本勢20年ぶりの決勝進出を果たした上原美幸(第一生命)が登場し、15分34秒97で15位に終わった。

 16日の予選では積極的なレースを展開し、自己記録と2秒差の15分23秒41をマーク。この日もスタート直後から先頭に飛び出し、序盤は世界記録保持者で1万メートル金メダリストのアルマズ・アヤナ(エチオピア)らを引き連れる走りを見せた。

 しかし、残り8周を迎える直前に2冠を狙うアヤナが猛烈にペースアップ。一気に全体の流れが変わり、後方集団に飲み込まれた上原は、最下位となる17位までズルズルと順位を下げた。

 レースは、ビビアン・チェルイヨット(ケニア)が残り2周を切ったところでアヤナを抜き去って、五輪新記録で金メダルを獲得。上原もあきらめることなく粘りの走りを見せ、15位に順位を上げてフィニッシュした。

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