福原愛、2敗で「負けの原因はすべて私」 自分責める、不運な決着も

球の当たった場所を審判に確認する福原愛(左)と村上監督=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
2枚

 「リオ五輪・卓球女子団体・準決勝、日本2-3ドイツ」(14日、リオ中央体育館)

 ロンドン五輪で銀メダルの日本(伊藤美誠、石川佳純、福原愛)は2勝3敗で敗れ、2大会連続の決勝進出を逃した。2大会連続のメダルをかけた3位決定戦へまわることになった。第3試合のダブルスと第5試合のシングルスに出場し2敗した福原は「今日の負けの原因はすべて私にあります」と自分を責めた。

 第5試合は最終ゲームにもつれこむ熱戦となった。3-7から6連続ポイントで、勝利まであと2点まで迫ったが、ここから相手の反撃を受け、4連続で失点。最後は卓球台の角に当たりイレギュラーバウンドする「エッジボール」という不運な決着となった。

 試合が終わった後も、台の側面に当たり相手の得点が認められない「サイドボール」ではないかと主張したが認められず。福原は「今日、ダブルスと5番で両方落としてしまったので、今日の負けの原因はすべて私にあります」と自分への怒りを押し殺すようにコメントした。

 終盤、執念を見せた福原。「5番(第5試合)っていうのはチームの勝敗を左右する本当に大事な一戦なので、一球一球どんなボールでも食らいつくという思いでプレーしていました」と気迫を前面に出したが、あと一歩、及ばなかった。

 3位決定戦は日本時間16日夜に中国とシンガポールの敗者と対戦する。福原は「今日の悔しさをすべてぶつけたいです」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

五輪最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    デイリーおすすめアイテム

    注目トピックス