なでしこ、金メダル土産にセレブ帰国だ
ロンドン五輪に臨むサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は16日、事前合宿地のフランスに到着した。「良性発作性頭位めまい症」を患ったMF沢穂希(33)=INAC神戸=は、12時間を超えるロングフライトにも「大丈夫です」と元気いっぱい。さらに同便で仏経由で英国入りしたU‐23代表が、ビジネスクラスの移動だっただけに金メダル効果で座席のアップグレードに意欲を見せた。チームは午後から早速練習に入った。
金メダルを手土産にセレブ帰国だ!カラリと涼しい花の都に降り立った沢の表情は、どこまでも明るかった。日本協会の計らいで、なでしこ一行はエコノミー席よりもリクライニングの可動域や座席間隔が広いプレミアムエコノミーで渡欧。めまい症を発症したポルトガル遠征からの帰りは一人だけビジネスクラスに乗った大黒柱だが「(今回は)みんなと一緒で楽しかった。体調?全然大丈夫」と笑顔を見せた。
だが、レジェンドには納得できないこともある。同便移動の男子代表はビジネスクラス。「席、逆じゃない?私たちの方が年齢的には上だよ」と主に23歳以下で構成されている関塚ジャパンとの差を冗談交じりに指摘した。金メダル獲得が期待される世界王者としての意地ものぞかせた。
昨年のW杯優勝後の帰路では数席空いたビジネス席に乗り込んだ沢は「(今回も)結果を出してそうなれば良い」と“金メダルアップグレード”を要望。羽田空港での出発前セレモニーでは、主将MF宮間が「次に日本の地を踏むときには胸に金メダルを下げて」と語っていた。沢はロンドンで結果を出して、セレブ帰国の実現を狙う。
