ロンドン五輪のサッカー男子日本代表に、オーバーエージ枠で出場するＤＦ吉田麻也（２３）＝ＶＶＶフェンロ＝が１４日、強化試合のベラルーシ戦（１８日、ノッティンガム）の出場に自信を見せた。千葉県内で海外組の練習に参加した後「この調子でいけば問題ない。何分かは決まってないけど、出る方向でいっている」と話した。

　右ひざじん帯の負傷を抱えるが、大学生とのゲーム形式の練習では、右足でのボレーキックもした。関塚監督が見守る中、１時間半のフルメニューを消化。「パスをしても痛みがなかった。進歩した」と、順調な回復ぶりをアピールした。

　五輪代表は１６日未明に出発するが、吉田は１５日早朝に渡欧。理由については「気持ちも荷物も整理したい」と説明した。スペインとの初戦まで約２週間。あせらず調整を続ける。