佐々木監督、豪州戦圧勝で“油断”警戒

 「日本代表女子練習」(12日、千葉県内)

 関塚ジャパンよ、クヨクヨするな!!ロンドン五輪サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督(54)が12日、前日の壮行試合・ニュージーランド戦で後半ロスタイムに追いつかれ、1‐1で引き分けた男子代表にエールを送った。五輪直前に結果が出なくても気にする必要はないとした上で、オーストラリアとの壮行試合に3‐0で圧勝したなでしこについては、油断が生まれつつある現状を厳しく指摘した。

 則さん流の気遣いだった。3‐0で快勝したなでしこジャパンに対して、男子代表は悪夢のドロー。痛恨の引き分けに、壮行試合でサポーターからブーイングを浴びた。もっとも、「(結果が出なくても)気にしなくていい。逆に引き締められる」と語った。

 男子への言及は余裕たっぷりにも聞こえるが、必ずしもそれだけとも言い切れない。指揮官も勝ち負けで言えば、「タイミングとしては(結果は)出た方がいい」ことは理解しているが、勝利で油断が生じることを恐れている。しかも、その兆候が女子に表れ始めているというのだ。

 例えば、疲労について。海外組は2日からトレーニングを行っている。試合を経たこともあり「疲れた」と、愚痴をこぼす選手もいるという。佐々木監督は「疲れる中で決勝トーナメントはやる。2日おきに切った張ったをしないといけない」と、現状を危ぶんでいる。

 この日は千葉県内で、前日の出場時間が少なかった選手を中心に男子大学生を交えて試合形式の練習を行った。疲労もピークを迎えるが、「誰がさぼっているんだ?と仲間内で感じないとだめ」と、チームの意識の高まりを期待した。

 「(オーストラリアに)3‐0で勝ったからといってフラフラしていたら足をすくわれる」と漏らした則さん。とは言え、男子からすれば、ぜいたくな悩みかもしれない。

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