潮田、引退表明「集大成見せたい」

 バドミントンのロンドン五輪代表で混合ダブルスに出場する潮田玲子(28)=日本ユニシス=が10日、9月のヨネックスオープン(9月18日開幕・代々木第一体育館)を最後に現役を引退することを表明した。

 この日は都内で同大会の開催発表会見に出席。もともとロンドン五輪を集大成とすることを表明していたが「ペアとしても最後だし、個人でもヨネックスをもって、引退を考えています。ロンドンを最後と考えていたけど、やっぱり今まで応援してくれた日本の皆さんの前で終わるのが一番」と、初めて引退時期を明言した。

 引退後については「正直、まだそこまで考えてはないです。五輪が終わって、じっくり考えたい」と話すにとどめたが、北京後に多くのアナウンサー、キャスターが所属するマネジメント会社と契約しており、スポーツキャスターやタレントへの転身が有力視される。

 “オグシオ”、“イケシオ”としてバドミントン界に一大旋風を巻き起こした功労者は「引退を発表して、燃えるものがある。集大成を見せたい」。引退までの残り2カ月、完全燃焼する覚悟だ。

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