阪神 今季初の同一カード3連戦3連敗

7回中日、谷に適時二塁打を打たれる阪神の岩貞祐太=ナゴヤドーム(撮影・持木克友)
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 「中日2‐0阪神」(7日、ナゴヤド)

 阪神が今季初の同一カード3連戦3連敗を喫した。九回2死からマートンの左前打と今成の右越え二塁打で二、三塁。一打同点の好機をつくったが代打・関本が三ゴロに倒れた。

 攻撃陣は左腕雄太のつかみどころのない投球に苦戦。二回から六回まで毎回走者を出すものの決定打が出ず、無得点が続いた。六回には三振に倒れたゴメスが審判への侮辱行為で来日初の退場処分を受けた。

 先発の岩貞は要所を最少失点でしのぎ、7回を5安打2失点で踏ん張ったが、打線の援護に恵まれず3敗目。

 中日は4連勝。二回、2死二、三塁から雄太の適時内野安打で1点先制。七回に2死二塁から代打・谷の左中間適時二塁打で加点した。

 谷は8月23日の巨人戦(東京ドーム)以来、14打席ぶりの安打。試合後のお立ち台で「何とか追加点という気持ちで打席に入りました。自身もあまりヒットが出てなかったので、どんな形でもいいからヒットを打ちたかった」と笑顔で振り返った。

 先発の雄太は7回を投げて3安打無失点で6勝目。九回を締めた3番手の福谷が5セーブ。

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