秋巡業、御嶽海ら幕内の稽古へ 左脚負傷も奮闘

 大相撲の秋巡業は9日、神奈川県厚木市で行われ、三役以上が申し合いを回避した幕内の稽古に、御嶽海や輝ら十両の若手が特別に加わった。

 九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)で新入幕が確実な22歳の御嶽海は誉富士に9番挑んで1勝に終わり、左股関節を痛めた。横綱日馬富士とのぶつかり稽古も途中で切り上げたが「重さと緊張感が違った。痛み止めの注射を打ち、最後まで巡業に出る」と意欲的に話した。

 21歳の大器、輝は元小結の玉鷲に善戦し「もっと多くの人とやりたい」と強気な表情。最多の14番を取った19歳の阿武咲は「幕内力士は押しても崩れない」と充実感を漂わせた。

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