手倉森U22選抜、J3町田に敗れる

 「J3、町田1-0U-22選抜」(23日、町田)

 リオデジャネイロ五輪出場を目指す、U-22日本代表を率いる手倉森監督が初めてJ3のU-22選抜を指揮した一戦となったが、町田に0-1で敗れた。

 この試合では、FW浅野(広島)、MF大島(川崎)ら、J1でも出場機会を獲得している代表の主力メンバーが多数出場。1対1の場面では、技術力を生かして相手を上回る場面もあったが、連係面では未成熟さを露呈。ハーフタイムには、手倉森監督から「タッチ数が多すぎる」と選手にゲキが飛んだ。だが、攻守両面でのちぐはぐさを打破できないまま試合は進み、0-0で迎えた後半27分には、CKから身長191センチの町田FW戸島にヘディングを決められて敗戦を喫した。

 手倉森監督は「町田のJ2昇格への思いが勝った試合」と苦い表情。その上で「負けたことでやることは明確になった」と先を見据えた。前半45分間でピッチを退いたMF野津田(広島)は「個人的にはチャンスがあった。そこを決めていればもう少し楽になったのかもしれない。負けたことで何も感じないようではダメ」と悔しさをあらわにした。

 6大会連続での五輪出場を目指すU-22代表は、来年1月にアジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権に臨み、同大会で上位3チームに五輪出場権が与えられる。

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