ソリス、山中を挑発「かかってこい!」

王者・山中へ挑発コメントを連発するソリス
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月4日、島津アリーナ京都)

 10度目の防衛戦に臨む山中慎介(帝拳)に挑戦する同級3位で前WBA世界スーパーフライ級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が26日、都内で練習を公開した。

 ソリスは2013年12月に当時のIBF世界スーパーフライ級王者・亀田大毅との2団体王座統一戦の前日計量で体重超過。再計量もクリアできずにコーラをがぶ飲みし、失格した過去がある。

 当然、体重に注目が集まったが「全然問題ない。きのう日本に着いて4ポンド(約1・8キロ)。今日は食事を摂って3ポンド(約1・36キロ)だった」と自己申告。大毅戦の失格については「過去のこと。起きたことは起きたこと。今回は山中を倒すことでプライドを見せたい」と、意に介さなかった。

 山中については改めて「ガラスのアゴ。ハードパンチを受ければグラつく」と指摘。「日本人3人が負ければ日本人のプライドは傷つくだろう」と、挑発の言葉を繰り返した。さらに、ダウンを取ったように見立てて山中の写真を床に置き「立って来い!」と挑発のパフォーマンスも。

 練習は、縄跳びをたっぷり30分。その後、サンドバッグをたたいた。チェックした山中担当の大和心トレーナーは「もっと荒っぽいかと思っていたけど、きれいにまとまっている。パンチは右より左の方がいい。動きが柔らかいので当てにくそう」と印象を口にした。

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