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旭道山おい・波田大和がデビュー戦飾る

2回KOでプロデビューを飾った波田大和。右は叔父の旭道山さん、左は父の行司・木村寿之介
「旭道山」のしこ名が入った波田大和のトランクス(東京・水道橋の後楽園ホール)
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 「ボクシング・スーパーフェザー級4回戦」(3日、後楽園ホール)

 大相撲の元小結旭道山の甥(おい)で、幕内格行司・木村寿之介の次男である波田大和(はた・やまと=帝拳)が、プロデビュー戦(スーパーフェザー級4回戦)でムアンポン・NPボクシングジム(タイ)に2回KO勝ちして見事に勝利を飾った。

 出だしはさすがに硬さが目立った波田だったが、2回に入ると肩の力が抜けて本来のスピードとバネを発揮。2分過ぎに左から右につないで最初のダウンを奪った。何とか立ち上がったものの大きなダメージを受けた相手にラッシュをかけて2度目のダウン。文句なしの内容で鮮やかな白星をつかみ取った。

 試合後はリングサイドで観戦した木村寿之介、旭道山さん、さらに旭道山さんの現役時代の師匠である先代大島親方(元大関旭国)から祝福を受けた18歳。「緊張しましたがKO勝ちできてうれしいです。こんなにたくさんの人に応援してもらって本当に恵まれています」と声を弾ませた。

 アマ時代には花咲徳栄高でインターハイと国体で準優勝(ライト級)の実績がある。それでも初めてのプロの試合は8オンスのグローブで戦うとあって、「痛さが全然違って戸惑いました」と振り返ったが、叔父の旭道山さん譲りのしなやかな筋肉から繰り出すパンチは破壊力十分。得意の左ストレートも何度かヒットさせて、「手応えがありました」と笑顔をのぞかせた。

 旭道山さんは「最初はドキドキだったけど、試合途中からウルウルしていた」と感激の表情。自身の大相撲での新弟子時代を思い出し、「まだ序ノ口。一番下からのスタートだから。これからしなやかな体を作って、プレッシャーに負けないで頑張ってほしい」とエールを送った。

 当面の目標は来年の新人王。「ひとつひとつの試合をしっかりやっていきたい」と目を輝かせる。100キロそこそこの体重で巨漢力士を何度も張り手でノックアウトして“南海のハブ”の異名を取った旭道山。そのDNAを受け継ぐヤマトから、これからも目が離せない。

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