天龍が北斗にエール「元気で戻って」

 11月15日に引退試合を行うプロレスラーの天龍源一郎(65)が24日、乳がんを告白した元女子プロレスラー・北斗晶にエールを送った。

 北斗の夫で昨年引退した元プロレスラー・佐々木健介氏とはタッグを組んだり、激闘を繰り広げた仲。04年12月には健介ファミリーの助っ人として佐々木&北斗夫妻と組み、5対5で試合もしている天龍は「ウチの家内(まき代夫人)も(10年に)乳がんの手術をしたけど、覚悟がいるし、家族も大変」と気遣った。

 北斗には「たぶん、手術してちゃんとすれば(今は)治る病気。全快して、また鬼嫁が見られれば。家族のために(摘出手術へ)かじを切ったんだから、頑張って欲しい。元気になって帰ってきて姿を見せることが、乳がんの人を勇気づけることになる。元気で戻ってくることを願ってる」と言葉を送った。また、佐々木氏には「健介の気持ちは僕も味わった。しっかりサポートして欲しい。サポートは大事。(本人が)気が休まるのは家族の一言しかない。健介は優しいから大丈夫」とアドバイスした。

 天龍は定期的な乳がん検診の必要性も説いた。「私はならないと思っても、半年、1年ごとに行けばいい。(乳がんを患ったタレント)山田邦子さんが試合会場に来てくれたとき、『実はウチの家内も』と言ったら、『何かあったら教えてあげる』と言われた。(克服した方たちを含め)お互い勇気づけたらいいし、そういう輪が広がればいい」と話した。

 この日、天龍は川崎市の幸警察署で1日署長を務めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス