元日本王者・帝里、世界再挑戦へ気合

計量を一発クリアした帝里(左)と最暴愚
2枚

 「ボクシング8回戦」(23日、神戸芸術センター)

 IBF世界スーパーフライ級4位で元同級日本王者の帝里(ている)木下(29)=千里馬神戸=が22日、神戸市内で前日計量を行い、対戦相手の日本フライ級6位・最暴愚畷谷(さいぼうぐなわてだに、26)=六島=とともに一発クリアした。

 今回、格下のファイターを難なくねじ伏せれば、陣営は世界に向けGOサインを出す。すでに12月の次戦、IBF同級世界挑戦者決定戦を組む予定で交渉中。決定戦に勝てば、来年、指名挑戦者として世界再挑戦となる。

 昨年7月、初の世界戦となったIBF同級王座決定戦でゾラニ・テテ(南アフリカ)に判定で完敗。そこから2戦2勝と再起し、再び世界を臨む態勢を整えてきた。

 テテも含め苦手だったサウスポー攻略が今回のテーマ。日本バンタム級王者・大森将平(ウォズ)を相手に約20ラウンドのスパーリングをこなし、確かな自信を得た。

 「大森にはまあ、よく、しばかれました。危機感を感じましたし、最高の練習ができた。サウスポーは克服できたと思うし試合が楽しみ。動いて動いて、さばききるイメージ。今までできなかった攻撃ができる。やってきた成果が出るかな」と自信をあふれさせた。

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