岩佐 左耳鼓膜破れTKO負け

 「IBF世界バンタム級暫定王座決定戦」(13日、ブリストル)

 初の世界戦に臨んだ岩佐亮佑(セレス)が、地元出身のリー・ハスキンス(英国)に6回2分10秒TKO負けを喫し、タイトル奪取はならなかった。

 6回、強烈な左フックを浴びて尻もちをつくようにダウン。立ち上がったところを強襲され、左ストレートから連打で棒立ちになったところでレフェリーが試合を止めた。岩佐は左耳から流血しており、鼓膜が破け6針縫った。

 立ち上がりからハスキンスのスピードに手を焼いた。ジャブが当たらず、素早い反撃のパンチを浴び、ポイントを奪われた。岩佐は19勝(12KO)2敗。

 暫定王者ハスキンスは、正規王者ランディ・カバジェロ(米国)が足の負傷で長期離脱中のため、正規王者に昇格する可能性がある。

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