「デイリー後援・IGF」(11日、両国国技館)
電撃引退を示唆した格闘家の石井慧(28)がラストマッチになる可能性があるとしたニック・ロズボロウ(米国)と対戦し、1回4分22秒、アームロックで完勝した。
昨年4月以来の勝利に喜びを爆発させ、セコンドを務めた父・義彦さんが見守る中、感極まった表情を見せた石井は進退について「明日(12日)以降、事務所と話し合って(決める)。ここで自分が勝手に言ったら筋が通っていないし」と“保留”とした。
事務所関係者は「選手生活を続けて欲しい」とした。芸能活動のマネジメント契約も結んでおり、所属のまま格闘家引退か否かの結論になるという。