多田悦子、真道ゴーが4月に再起戦
ボクシングの元WBA女子世界ミニマム級王者・多田悦子(33)=真正、前WBC女子世界フライ級・真道ゴー(27)=グリーンツダ=が両所属ジムが共催する4月の興行でともに再起戦を行うことが27日、発表された。
両者は今年、敵地メキシコで敗れた同士。多田は11月8日に同級王座返り咲きを狙ったが失敗し、真道は12月6日に同級王座を防衛できず、ベルトを失った。
この日、大阪・住吉区民センターでは両ジムが初の共催で興行を行った。第2回として“女子ボクサー祭り”を計画。真正ジムの山下正人会長は「2人も世界前哨戦になる。女子ボクサーを盛り上げる意味でもやりたい」と力を込めた。
真道は「その次の世界に向けて倒して勝ちます。前戦で課題も見えたし、直して挑みたい」と意気込んだ。