「ブルージェイズ１－２インディアンス（延長十九回）」（１日、トロント）

　大リーグ、インディアンスはブルージェイズ戦で延長十九回、６時間１３分の死闘を制し、球団新記録となる１４連勝を飾った。

　両軍合わせて４１人の総力戦。劇的な一発を放ったのはインディンスのサンタナだった。１－１の延長十九回。先頭でこの日９度目の打席に入り、１０番手で登板した二塁手のバーニーがフルカウントから投じた７球目、外角低めの１３８キロ直球を右中間席へ運んだ。最後は延長十五回から９番手でマウンドに上がっていたバウアが締めて逃げ切った。

　５月を終えた時点で貯金２、ア・リーグ中地区３位だったインディアンス。しかし、６月に入って６連勝で地区首位に立つと、１７日から連勝街道をばく進。球団タイの月間２２勝（６敗）でマークし、７月最初の試合で連勝を球団新の「１４」に伸ばし、貯金を「１９」とした。