元投手のジョンソン氏が被災地へ メジャー流の投球を指導

 米大リーグで通算303勝を挙げ、米国野球殿堂入りを果たしたランディ・ジョンソン氏(51)らダイヤモンドバックスの首脳陣が17日、宮城県石巻市で、東日本大震災の復興支援を兼ねた大リーグのイベントに参加し、野球教室で被災地の子どもたちと交流した。

 野球教室には、宮城、福島の小学1年から中学1年までの野球少年ら約250人が参加。現役時代にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に5度輝いた名左腕は「常にキャッチャーミットを見て」と投球を指導した。子どもたちは雨が降る中、真剣な表情でアドバイスに聞き入った。

 ジョンソン氏は「野球を楽しむことを忘れないでほしい」と語った。

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