イチロー、元同僚に愛される!?
「ブレーブス7-2マーリンズ」(8日、アトランタ)
マーリンズのイチロー外野手(41)は八回途中の守備から途中出場し、九回の打席は左飛だった。1打数無安打で打率を・248とした。チームは今季2度目の6連敗。借金は両リーグ最多の25となった。
試合前のフィールドでイチローの表情がパッと明るくなった。この日は4試合ぶりのベンチスタート。国歌斉唱の後、プレーボールまでの10分間を利用してダッシュやストレッチで体をほぐしていると、見慣れた顔が近づいてきた。
ヤンキース時代の12年にチームメートだったスイッシャーだ。前日のトレードでインディアンスからブレーブスへ移籍きたばかり。この日が新天地でのデビュー戦だった。2人は力いっぱいのハグで再会を喜び、ジョークを飛ばし合って爆笑した。
メジャー12年目のスイッシャーは、04年にアスレチックスでメジャーデビュー。イチローとは12年シーズンを除いて常に敵として対戦してきたが、「俺はあの男のことが大好きなんだ。また会えて本当にうれしい」と満面笑み。今回が5球団目となるベテランは「過去に一緒にプレーしてきた選手の中でベストのチームメートの一人だ」と言った。