イチロー、王氏の記録にあと「1」

 フィリーズ戦の8回、二塁内野安打を放つマーリンズのイチロー=フィラデルフィア(共同)
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 「フィリーズ1-6マーリンズ」(22日、フィラデルフィア)

 マーリンズのイチロー外野手(41)が「7番・左翼」で出場し、3打数1安打2四球、1得点。八回に日米通算1966得点目を記録し、王貞治氏の持つ日本記録にあと「1」とした。

 正左翼手のイエリチが前日に続いて腰の張りで欠場。2戦連続で先発出場したイチローは、二回1死一塁の場面で11年6月19日以来約4年ぶりの対決となったエース左腕のハメルズに対し、ストレートの四球だった。

 1-1の四回の打席は無死一、二塁の好機に三ゴロ。カウント2-1から4球目、外角低め142キロのカットボールを打って出たが、打球は三塁手の正面へ(結果は二封)。同点の六回2死一塁の打席は、2ストライクからの3球目、外角143キロのカットボールを打って遊ゴロ(結果は二封)だった。

 1点リードの八回2死走者なしの打席は、中継ぎ右腕のジャイルズから二塁内野安打。カウント1-2と追い込まれながら5球目、156キロ直球を叩き、一塁を駆け抜けた。後続の中前打と2敵失で生還。日米通算1966得点とし、王貞治氏の持つ日本記録にあと「1」に迫った。

 6-1の九回2死一塁の打席は左腕のダイクマンから四球を選んだ。

 試合は、マーリンズが6-1で勝って連敗を「5」で止めた。

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