歌舞伎俳優・市川海老蔵（３８）が１４日、自身のブログを更新し、テレビ東京の主演連続時代劇「石川五右衛門」（年内放送予定）のロケ地である京都市の南禅寺を早朝散歩した様子をアップ。数日後にロケを行うことをアピールし、「そんな時こそ是非！　マスコミ様よろしくお願いします　お待ち申し上げております」と茶目っ気たっぷりに呼びかけた。

　海老蔵は妻でフリーアナウンサーの小林麻央（３３）の乳がん闘病を公表後、１０日夜にブログでマスコミに実家取材の自粛を要請。「人の命に関わることです。よろしくお願いします。マオ本人の負担になるような撮影はやめてください」と記していた。翌１１日も、前日の記事を受けた形で「ありがとうございます。この事はお願いしたいことです。その様事が起こらない様に会見もさせていただいたという思いもございます」と再度、お願い記事を掲載した経緯がある。

　「石川-」は２００９年に海老蔵主演で好評を博した同名の新作歌舞伎を元にしたドラマ。新之助時代に主演した０３年のＮＨＫ大河ドラマ「武蔵　ＭＵＳＡＳＨＩ」以来の連続ドラマとなる。

　南禅寺三門からの景色は、五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と愛でた場所として描かれており、今回のロケでも使用される。海老蔵も「あれやるんでよ！あれ」「やるぞぃ！うれしい！」と気持ちを切り替え、役者として盛り上がる気持ちを抑えきれない様子を見せていた。