映画「ひそひそ星」の初日舞台あいさつが14日、都内で行われ、園子温監督(54)と妻で主演の神楽坂恵(34)が登壇した。
人工知能を持ったロボットが支配する近未来の世界で配達員をしているアンドロイドの物語。商業デビュー作として準備していた構想25年の作品が実現し、園監督は「ここから自分の映画の道を改めていきたい」と感慨深げだった。
13年に設立した個人事務所・シオンプロダクションの第1回作品でもあり、プロデューサーも兼務した同社代表の神楽坂は「いつもは役者として見ていない、お金の部分の苦労は勉強になりました」と告白。園監督は「私は給料制ですから」と明かし、笑わせた。