ドクター中松、東大野球部後輩にエール
7日の立大戦で、東大の投手としては11年ぶりの完封勝利を挙げた宮台康平投手(3年)を、東大野球部OBの発明家・ドクター中松(87)が9日、ツイッターで激励した。
ドクター中松はまず、「僕も東大野球部でピッチャーをやっていた」と、一般的にはあまり知られていないことを打ち明けた。
そして「日本人で初めて大リーグの始球式を行った」と、“証拠写真”を掲載した。
その白黒写真では、若きころのドクター中松がパイレーツのユニホームを着て振りかぶっている。後方の電光掲示板には「フロッピーディスクの発明者」として、ドクター中松の名前が表示されている。
ドクター中松は「宮台君にもぜひ大リーグで始球式をやってもらいたい」と、後輩にエールを送った。
昨年初めに前立腺導管がんで余命1年と告知されたドクター中松は、「がん治療法を発明する」と宣言し、今年初めには「発見した」とがん克服を報告した。1953年に東大工学部卒業。在学中は野球部に所属し、藤井裕久元財務大臣とバッテリーを組んだとも伝えられている。
