新派俳優の八田昌治さんが死去
新派俳優の八田昌治(はった・しょうじ)さんが1月31日、大腸がんのため神奈川県川崎市内の病院で死去した。84歳だった。葬儀は既に近親者で執り行われた。
八田さんは1953年、伊井友三郎門下となり、明治座の「晴小袖」で初舞台を踏んだ。師匠の没後、71年には安井昌二門下となり72年に幹部昇進。当たり役には「京舞」の男衆米吉役、「日本橋」の勘太郎役などがあり、新派の貴重な脇役としてきらりと光る演技が印象的だった。
新派俳優の八田昌治(はった・しょうじ)さんが1月31日、大腸がんのため神奈川県川崎市内の病院で死去した。84歳だった。葬儀は既に近親者で執り行われた。
八田さんは1953年、伊井友三郎門下となり、明治座の「晴小袖」で初舞台を踏んだ。師匠の没後、71年には安井昌二門下となり72年に幹部昇進。当たり役には「京舞」の男衆米吉役、「日本橋」の勘太郎役などがあり、新派の貴重な脇役としてきらりと光る演技が印象的だった。