前立腺腫瘍の手術のため休養に入っていたタレントの西川きよし（６９）の妻・ヘレン（６９）が２３日、きよしが土曜日のレギュラーを務めるＭＢＳラジオ「ありがとう浜村淳です」（月～土、前８時）に代役として出演し、２０日に都内の病院で、きよしが手術を受け、今月中の退院を報告した。

　番組パーソナリティーの浜村淳とのトークでヘレンは、「２０日に手術を受けました」と語った。「朝の８時半ごろに、歩いて手術室に向かいました。（午後）２時ごろに戻ってきた時にはベッドに乗っていました。麻酔で意識がもうろうとして『ああぁフカヒレスープが食べたい』と言うてました」と、手術を受けた際の模様を振り返った。

　手術当日には２人の息子（忠志、弘志氏）が、前日には娘の西川かの子も病院に来て、一家総出で看病にあたっているという。浜村からは、「お仕事がお忙しいでしょう」と聞かれたが、ヘレンは「主人の年で仕事をさせていただけるだけでもありがたい」と応じた。

　生真面目な性格として知られるきよしらしく、ヘレンは「結婚してから、しんどいとかつらいとか一回も言うたことのない人ですから、病気をしても周囲に知らせるなと言うんです」と周囲が不調に気づくのも難しい状況だったと説明。ただ「人間ドックなど、毎年検査を受けていたおかげで、早期の早期の早期で発見できることができました」と、健康管理が奏功したと明かした。

　また退院は、リハビリの進捗によって数日の前後はあるものの「今月いっぱいかからないと思います」と語った。