宮澤佐江、大島優子参考に生で卒業発表

 フジテレビ系「2015FNS歌謡祭 THE LIVE」でグループからの卒業を電撃発表したSKE48と上海を拠点にするSNH48を兼任している宮澤佐江(25)が16日、ニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」(水曜深夜、1・00)出演前に会見した。

 卒業は約1年前から考えた。「25歳になったし、新しい道を考えなきゃと思い始めた」。決断の一因となったのは、来年夏にヒロインを務める帝国劇場公演「王家の紋章」だった。「ヒロインをやらせていただくことになり、『王家の紋章』にあわせて卒業できたらといいなと考えておりました」と卒業の経緯を明かした。

 宮澤は2006年4月にAKB48劇場で公演デビューを飾った。「自分の10周年を迎える。10年はグループに携わっていたいと活動してました」。アイドルとして最後まで全力を尽くし、「伝説に残る人になりたい」と有終の美を飾ることを誓っていた。

 今後は舞台での活躍を中心に役者を目指す。「AKB48でステージに立つ楽しみを教えてもらえた。生のものを見せていける役者になりたい。井上真央さんが好き。共演できたら」と舞台への思いやNHK大河女優にラブコールを送る。

 卒業時期は未定だが、「王家の紋章」の稽古に入る前がポイントの一つになるという。

 生放送での卒業発表は、同期の元AKB48・大島優子(27)のスピーチを参考にした。大島は13年の紅白歌合戦で卒業を生発表。2~3日前に大島に卒業を伝えたという宮澤は「優子ってどんな発表をしてたっけ? と見直して、秒数を数えた」と予習をしたことも明かしていた。

 生発表は緊張したといい、「緊張して3行ぐらいのセリフを覚えられず、これから女優さん目指すのに3行も覚えられない。大丈夫かなと不安をかかえながらの発表となった」と笑わせ、「悲しいより、すがすがしい気持ち」と卒業発表を終え柔らかな表情を見せていた。

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