風間&平田 名コンビ33年ぶり復活

 俳優の風間杜夫(66)と平田満(62)の名コンビ復活で話題の舞台「熱海殺人事件」が8日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで初日を迎える。劇作家、故つかこうへいさんの代表作で、2人がコンビを組むのは、1982年以来33年ぶり。今回はつかさんの一人娘で元タカラジェンヌの女優・愛原実花(29)が、亡き父の作品に初出演する。

 この日は初日公演を前に報道陣にリハーサルが公開され、風間はその後の囲み会見で、「つかさんのお嬢さんと(共演が)できるなんて奇跡的」と感慨深げ。演劇界に伝説として残る風間&平田の「熱海-」コンビ復活に、「せりふを交わしただけで33年前に戻った。体に染みついているんですね」としみじみ。「当時は今は禁止されている立ち見席があってね。『熱海』はその後も公演されてきたが、やっぱり僕たちがやったやつが正解だろう、という自負というか嫉妬心もありました。40歳のつもりでやっていきます」と力強く語った。

 一方の平田も「(風間がいなくて)自分1人だけだったら浮いていたでしょうね。この年齢になってできるかどうかと思ったが、何とか、やれている。今は感動で震えています」と武者震い。「33年前も今も演出に従い、謙虚にやっています。お客さんには大目に見てくださいとお願いしたい」と意気込みを語った。

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