タレントの千倉真理（５３）が２０日、都内で、文化放送の特別生番組「永遠のミスＤＪ　川島なお美」（２１日放送、後７・００）の会見に出席。胆管がんのため９月２４日に死去した親友で女優・川島なお美さんの生き様に「あっぱれ」と語った。

　川島さんは昨年１月に肝内胆管がんで手術。すぐに仕事復帰を果たすなど最期まで女性、女優として人生を全うした。

　「なお美さんがここまで強い方だったとは思わなくて」と瞳を潤ませた千倉。手術後に会った時には川島さんが「身長にあたるくらい（がんに関する）本は読んだ。手術は隠したかった。人に言いたくなかったし、自分的には抗がん剤をしないで栄養をとって治す」と語っていたことを明かした。

　自身は０９年に主人をがんで失っている。千倉は「治療しようかなとか弱気になるんですが、（川島さんは）ぶれずに仕事をしてきた。彼女の強さを伝えたい。あっぱれという感じです。強いなと思います」と、強い意志を持って生き抜いた川島さんの強さを感じ取っていた。

　千倉は１９８１年にスタートした同局番組「ミスＤＪリクエストパレード」で川島さんとともに“ミスＤＪ”をけん引。今年７月の“ミスＤＪ同窓会”で会ったのが最期だったといい、「中華だったんですけど一番残さず召し上がっていた。元気でした」と振り返っていた。