ナイナイ岡村 コンビ名の由来はダンス技
ナインティナイン・岡村隆史(45)が19日、大阪市の中央公会堂で上演中の「大阪ラフフェス!in中之島」の2日目公演「岡村隆史のDANCE BOKAN」に出演し、中学時代に在籍したダンスチーム「ANGEL DUST BREAKERS」のメンバーと29年ぶりに共演を果たした。
「ANGEL-」は当時、名の知れたブレイクダンスチームで、岡村は「中学時代は踊りしかしてなかった。毎日、ヘッドスピンを、髪の毛チリチリなるまでやってましたね」と振り返った。
諸説ある「ナインティナイン」のコンビ名の由来についても「NSCの9期生(2人)と、後から言うてるけど、ブレイクダンスの技からとったんですよ」と当時最高峰とされた技『1990』から引用したことを明かした。
岡村は小学校6年生の頃に、大阪・梅田に映画を見に行った帰りに、歩行者天国で踊るダンスチームを見て感銘を受け、踊りにハマったという。
メンバーらと当時の写真を見ながら30年前を振り返った岡村は「当時はダンス教室もないから、先輩に借りてビデオ見たり。クラブもない時代だし、倉庫を借りてイベントをやって、手書きでチラシを作りました」と懐かしみ、「踊りしかしてなかったけど、あの時が一番モテたわ。きゃーと言われて」とうれしそうに語った。
一方でメンバーからは「あの頃の岡村は、おとなしくて、全然しゃべらななかった。芸人になったと聞いて、ビックリした」とのエピソードも明かされた。
公演の最後に、29年ぶりに仲間とダンス共演した岡村は「よう踊れた!すみません、全員クソじじいでございます。ぎっくり腰で。皆さん、大したことないと思われるかもしれませんが、僕ら感動してます」と喜びを語っていた。