文字サイズ

「モーニングショー」狙いは人間臭さ

 「モーニングショー」の司会を務める羽鳥慎一
1枚拡大

 テレビ朝日が平日午前8時から放送している情報番組「モーニングバード」が、フリーの羽鳥慎一アナウンサーの単独司会による「羽鳥慎一モーニングショー」にリニューアルされることが9日、発表された。「モーニングショー」は64年春に元NHKアナの木島則夫氏を起用し「木島則夫モーニングショー」として放送を開始した、日本初のワイドショー。10人のキャスターが担当し、29年にわたった同局朝の名物番組だ。93年春の終了から22年半が経過した今、「モーニングショー」のブランドを復活させた狙いは何か。

 この日行われた10月期の改編会見で、テレビ朝日の西新総合編成局長は「もともとワイドショーで僕たちが大事にしてきたのは、人間の喜怒哀楽をしっかり表すとか、人間の業とか。良いところ、悪いところを含めて。泥臭さとか、人間臭さをしっかり描いていくことを昔、つくっていて、それをもう一度朝のワイドショーでやりたい」と説明した。

 「モーニングショー」というと、芸能情報はもちろんだが、市井の人々が巻き込まれた事件についても追跡取材をかけたり、タレントの宮尾すすむによる『宮尾すすむのああ日本の社長』という経営者の人柄に迫る長寿コーナーがあったりと、“人”に迫る企画が多くあった。

 1960年代から時がたつにつれ、取材手法やプライバシーについての考え方の変化もあり、ワイドショーは各局とも『安売り』や『デカ盛り』といった生活情報が大きな割合を占めるようになっていった。

 ともすればドロドロした面もある人間臭さを伝えることと、親しみやすさ、分かりやすさを融合させるのに、羽鳥アナが適任なのだという。西総合編成局長は「羽鳥ショーをどうやってつくっていこうか、という時に、羽鳥さんを前面に出した企画を考える時に、そもそもわれわれが培ってきたワイドショーの形があうのではないかなと思います」と最適の人材と太鼓判を押した。

 現場のスタッフからは「人の心、気持ちを理解してニュースを斬ることができる。さわやかさだけではなく人の気持ちに気づける」との声も上がっているという。

 「羽鳥慎一モーニングショー」は9月28日に放送開始。アシスタントは同局の宇賀なつみアナが務める。羽鳥アナは「番組名に自分の名前が入ることになりますが、これまでの姿勢と変わることなく、見ていただく方に分かりやすくという思いで、謙虚にやっていきたいと思っております」とコメントしている。

関連ニュース

    デイリーペディア

    編集者のオススメ記事

    芸能最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス