多部未華子と綾野剛ラブシーンに大満足

監督作「ピース オブ ケイク」のトークショーを行った田口トモロヲ=大阪・TSUTAYA EBISUBASHI
監督作「ピース オブ ケイク」のトークショーを行った田口トモロヲ=大阪・TSUTAYA EBISUBASHI
監督作「ピース オブ ケイク」について語る田口トモロヲ=大阪・TSUTAYA EBISUBASHI
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 俳優・田口トモロヲ(57)が26日、大阪市内で、監督3作目となる映画「ピース オブ ケイク」(9月5日公開)のトークショーを開催。主演・多部未華子(26)と恋人役の綾野剛(33)、綾野の元恋人役の元AKB48の光宗薫(22)とのラブシーンが「たまらん」仕上がりになったことを満足げに語った。

 ジョージ朝倉の人気恋愛漫画の実写化。25歳の女性の切ない恋や仕事などリアルな日常を描いたもので、田口は「50過ぎたオッサンが、(物語の設定の)25歳女子の恋愛を描けるのか?描いていいのか?」と葛藤したことを告白。司会者が「あんまりリアルで、お2人(多部と綾野)が本当に付き合ってるんちゃうか?と思いました」と感想を述べると、イスから立ち上がって「付き合ってま~す!」と宣言。どよめく会場に「ウソで~す!」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

 ラブシーンを巡っては、製作側から「R指定にはしないでください」と注文をつけられたが、「恋愛ものにラブシーンは必須。なるべく攻めたい」と決意。「演出部のオッサン5人で(具体的に)くんずほぐれつ、のVTRを映倫さんにも見せて、『ここはいじりすぎ』『もみすぎ』って(注文つけられて)。俳優さんの事務所さんにも見せて(許可とって)」と等身大の25歳の女子の恋愛を描くためにオッサン連中が奮闘したことを明かした。

 ラブシーンの仕上がりには「たまらんですわぁ」とにやり。特に、綾野と光宗のラブシーンについては「男にとっては抜きどころ、女性的にはぬれどころです」と笑わせた。

 最後は真顔に戻り、「多部ちゃんも含め、臆することなく演じてくれたところ、そこは見てほしいです」と話していた。

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