河内家菊水丸 母校の勝ち上がりに期待

「三陸海の盆」PR会見に出席した河内家菊水丸=大阪市の吉本興業本社
「三陸海の盆」PR会見に出席した河内家菊水丸=大阪市の吉本興業本社
2枚

 伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(52)が7日、大阪市の吉本興業本社で、11日に宮城・気仙沼で行われる「三陸海の盆」のPR会見を開催。8日に甲子園初戦を迎える母校・大阪偕星学園にエールを送った。

 菊水丸は、同校が校名変更される前の此花学院で相撲部に所属。「相撲部とハンドボール部と野球部で夏は合同合宿をしていたので、身内のような野球部が甲子園に出るのはうれしい」と笑顔で話した。

 8日は仕事の都合上、応援には行けないというが、「OB会と約束しているのは、3回戦、4回戦(準々決勝)まで勝ち上がれば、アルプススタンドで応援の太鼓をたたかせてもらう」と話した。その際には、今年6月の盆踊りツアー出陣式で披露した、純金箔の太鼓を使用する予定だという。

 この日は、例年参加している東北での郷土芸能と街の復興を祈念する催し「三陸海の盆」への出演を発表。和木のケヤキを原材料とし、内部に純金箔が施された推定100万円の和太鼓を寄贈することも明かした。見続けてきた東北の復興については「途上ではありますが、やはりまだ進んでいない。範囲も広いし、なかなか難しいですね」と話した。

 今年の会場は宮城県の気仙沼。菊水丸の持ち歌に、気仙沼出身で江戸時代に君臨した第9代横綱・秀ノ山雷五郎を歌った「九代目横綱」があるという。菊水丸は「震災前に『一度、現地で披露してもらえませんか』という依頼があったんです。今回は多くの方に聞いていただけるチャンスだと思う」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス