ドラマーで俳優の金子ノブアキ（３４）が１６日、都内で、映画「東京無国籍少女」（２５日公開）のトークイベントを押井守監督（６３）と女優の清野菜名（２０）と行った。

　押井作品の大ファンだという金子。今作が押井作品初出演になるが、押井監督は「金子さんはね、実はパトレイバー（映画）の時に１回キャスティングしかけた」と告白。事務所には話が届いていたが、押井監督に聞くまで知らなかったという金子は「それ以来事務所への不信感が半端じゃない！」と語気を強め、笑わせた。

　金子は撮影がこの上なく楽しかったようで、「（同作の）世界に浸りたくて撮影現場から離れなかった」と振り返った。さらに「キャリアの中でも誉れなこと」とご満悦だった。