ミス・ユニバース日本代表 差別体験告白
ミス・ユニバース・ジャパンの宮本エリアナ(21)が16日、都内で行われた映画「グローリー/明日への行進」(19日公開)のトークイベントに出席した。
映画は肌の色で差別された社会の変革に寄与したキング牧師の生涯を描いたもの。宮本は黒人と日本人のハーフで、史上初のハーフの日本代表として注目を集めた。
幼い頃に「プールでは肌の色が移るから一緒に入らないで」と差別を受けた経験を告白した宮本。ミス-に出場したきっかけも、人種問題に悩むハーフの友人が自殺したことだったといい、「人種とは、人間とはをあらためて考えさせられた映画。私がミス・ユニバースに出ることで『勇気をもらえた』という人もいる。ケネディ米駐日大使に『一緒に仕事をしていけたら』という言葉ももらった。これからの活動で、自分と日本を世界に向けてアピールしたい」と話していた。
