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藤井教授ら学者が大阪都構想リスク指摘

「『大阪都構想』の危険性を明らかにする学者記者会見」を開いた藤井聡教授=大阪市内
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大阪市の橋下徹市長(45)と大阪都構想などを巡り舌戦を繰り広げる京都大大学院教授で内閣官房参与の藤井聡氏(46)が5日、大阪市内で「『大阪都構想』の危険性を明らかにする学者記者会見~インフォームド・コンセントに基づく理性的な住民判断の支援に向けて~」を開催した。

 行政学、政治学、法律学、社会学、地方財政学、都市計画学、農業経済学、防災学、教育学、大気環境学など、さまざまな学術領域の研究者126人から賛同を得て、会見には19人が出席。それぞれの視点から橋下市長らが実現を目指す大阪都構想の危険性を指摘した。

 呼びかけ人の1人である藤井氏は「数多く指摘されている危険性については十分に市民に知られているところではない。イメージ論が先行した議論が繰り返されている」と現状を憂慮。5月17日に実施される住民投票において「大阪市民が適正な判断を行うことが著しく困難であることが危惧される」と説明した。

 投票日が迫る中、橋下市長側から申し入れられている公開討論について、会見後にデイリースポーツの取材に応じた藤井氏は「そういうつもりはないです」と回答。「きちんと情報提供するのが学者の義務。直接やりとりしても何にも伝わらないと僕は思います。やればやるほど混乱するだけだと思います」とあらためて拒否の姿勢を示した。

 続けて「言った瞬間に『デマだ』と言うのですから、『デマだ』ということに対応しないといけなくなるので、情報が伝わらなくなります。公開討論というのは非常に質の悪い情報提供方法だと私は確信しております」と理由を説明した。

 藤井氏らは9日と10日には大阪市内で、一般市民を対象に「『大阪都構想』のリスクに関する学者説明会」を開催。当日参加予定の大学研究者から所見についての説明後、質疑応答の時間も設定。「判断のために出席したいという市民の方がおられたら、ぜひお集まりいただきたい」と呼びかけた。学者の立場から時間の許す限り回答したいとしている。

 以前、藤井氏はネット動画で橋下氏について「ヘドロチック」「絶対にツレ(友達)になったらアカン」などと発言。これに橋下氏がツイッターで「何様だ」「非礼極まりないお世間お知らずのお学者様」などと反撃して“遺恨状態”にあった。

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