平日午後２時台で“一人勝ち”状態を続けている読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜、後１・５５）に対し、平日午後５時台で奮闘を続けるＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」の金曜レギュラーである岡本夏生と北斗晶が“打倒ミヤネ屋論”を熱く展開した。

　フジテレビが“打倒ミヤネ屋”の旗印の下、来年４月から平日午後の報道・情報系帯番組をスタートさせるとの一部報道を受けての発言。

　歯に衣着せぬ過激な発言で知られる岡本は「なぜミヤネ屋を打倒できないのか。宮根さんはそんなに男前でもないし、サル系だし。なぜかというと、裏番組が同じようなものだから。主婦向け（番組）というけれど、アタシみたいな主婦じゃないような人も見てるわけよ。だったら、ミッツ（・マングローブ）さんみたいな、全然違う生き物をぶつけてみるわけ。同じ客層（主婦層）を取り合いっこしたってだめ」と“非・主婦層”の取り込みを提案。

　北斗は「私は、番組は“クセ”だと思う」と視聴習慣に着目。

　さらに「クセになるまで（番組を打ち切らずに）頑張るか、この２時台、もっと不倫とかドロドロしたことをやった方がいいと思う。刺激やパンチのあるものをやった方がいいんだよね」とドラマ「昼顔」のヒットに念頭に置いたような持論を展開した。

　岡本、北斗ともに訴えたのは“ミヤネ屋と同じ方向性はダメ”ということだった。

　なおフジは１２年４月、１３年４月に“打倒ミヤネ屋”の情報番組を立ち上げるも、視聴率争いに完敗して打ち切りとなっている。