南キャン山里 相方への怒り、嫉妬告白

 お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太(37)が11日、フジテレビ系のトーク番組「ボクらの時代」に出演し、相方の山崎静代(35)への不満、怒り、嫉妬を赤裸々に語った。

 山里はお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(33)、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(33)と出演。コンビ仲について「うちが一番悪かった」と明かした。「やっかみだよ。だって何にもしなくてさ、妻夫木君とCM出たり、映画で賞を取ったり」と山崎が妻夫木聡とCMに出演したり、映画「フラガール」で新人賞を取ったことなどをあげた。

 西野が「ネタも書いてないのに」と合いの手を入れると、山里は「ネタも書いてないのに」と応じ、さらに「ロケ行ったら俺が9割9分しゃべって。ときにはしゃべらないこともある。なのに芸能人と遊んできたとか、趣味で何かを始めたとか髪を茶色に染めたとか。だんだん腹が立ってきた。あいつ何、俺の金で髪染めてんだ」と本気の表情でまくしたてた。その上で山里は「うちの場合は本当にあの子ありきだった。しょうがないんだけど」とあきらめたように語った。

 聞いていた村本が、相方の中川パラダイスがネタを考えてこない悩みを明かすと山里は「(村本と)同じ道を歩いている」とまたも山崎への不満を話し始めた。「大きい女の子の苦しみを1日1個考えようって決めた。コンビ結成のときに。いつか全部が武器になるからって。でも考えてこなかった」と明かした。

 山里が山崎に考えてこない理由を尋ねると、「自分のペースでやる。人に言われるペースでやれない」と答えたという。山里は「違うでしょ。自分のペースでやるっていうのはサボる人間の一番最高の言い訳だ。コンビ組んで相方が頑張ってたら自分のペースなんてないよ」と諭したという。

 すると「そこから心ばっちり閉ざしてる。今の今まで閉ざしっぱだから」と山崎と不仲であることを認めた。さらに山里は「えげつないほど仲悪かった。あるとき気づいたの。人に指図していると、さも自分が仕事したような錯覚になる。人を怒っているのは前に進んでいるようで全然進んでない。だから『次、どうしようかな』って考えるようになった」と相方に怒りを募らせるより、今後のことを考えるようにしたという。

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