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橋下市長、たかじんさんの思い出に涙

 大阪市の橋下徹市長(44)は8日、自身の政界進出の後押し役となり、公私にわたって親交が深かったやしきたかじんさんの訃報に「やさしくて…強い人でした…」と言葉を詰まらせ、涙を流しながらたかじんさんとの思い出を語った。

 大阪市役所で登庁時に取材に応じた橋下市長は「お元気に復帰されることを、ずっと願ってましたが。残念です」と恩人の死を悼んだ。

 たかじんさんの闘病中も見舞いのメールを送っていたが、たかじんさんからは決まって「元気や」「また飲みに行こう」との返事があり、気丈に振る舞っていたことを明かした。3日に亡くなったたかじんさんの訃報は関係者を通じて知ったという。亡くなった、たかじんさんのもとに駆けつけたのかとの質問には「公にすることは控えさせてください」と言葉すくなに返した。

 橋下市長は、03年から読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」にレギュラー出演。タレント弁護士として人気者となり、たかじんさんの後押しを受け、08年の大阪府知事選に立候補、当選を果たした。この日、橋下市長は当時を振り返り、たかじんさんから「38歳で仮に2期やってもまだ46歳なんだから。やれるならやったほうがいい」と、たかじんさん人生経験を振り返りながら勧められたことを明かした。「何もなかった僕が、38歳で知事に当選できたのは、たかじんさんの番組で顔と名前を知ってもらえていたからでしかなかった」と感謝の思いを語った。

 最後に会ったのは、昨年3月にたかじんさんが一時復帰した際に、テレビ大阪の番組「たかじんNOマネー」にゲスト出演した時だった。事前にたかじんさんから「大事な話がある」と伝えられていたことを明かし「その(番組出演)後、たかじんさんの自宅に行きました」と明かした。

 会話の内容は明かさなかったが「会えばいつも、大阪をよくしたいという話でした」と振り返った橋下市長。

 記者団から、もう一度、会えるならどんな話がしたいかと聞かれると、長い沈黙の末に涙を流し「いろいろ、ありすぎます…」と沈痛な表情で答えた。

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