松竹芸能「看過できない」中島を解雇

 洗脳騒動で芸能活動を休止中のお笑いコンビ「オセロ」の中島知子(41)について、所属事務所の松竹芸能は6日、同日付でマネジメント契約を解除したと発表した。マスコミあてのファクスで、「断腸の思い」と表現しながらも、「弊社の意向を無視した行動をこれ以上看過できない」として、契約解除した。

 松竹芸能はファクスで「弊社に無断で、新聞やテレビの取材を受け、出演したことは、極めて遺憾」と事務所に無断でワイドショーのインタビュー取材を受けた上、相方の松嶋尚美(41)や、松竹芸能について不満を述べた中島を強い口調で“糾弾”。「弊社の意向を無視した行動をこれ以上看過することはできず、マネジメント契約を継続することは不可能との結論に至った」と解雇を決断した理由を説明した。

 さらに「中島知子氏との契約関係が存在したままでは、弊社の事業を継続していく上での社会的責任を果たすことができず、関係者の方々にご迷惑をおかけするおそれもあると判断し、断腸の思いではありますが、このような結論に至りました」と続けた。

 松竹芸能の養成所時代から、約20年にわたりマネジメントを行い、苦楽を共にしてきた中島との契約解除について、「断腸の思い」「極めて残念」と複雑な思いも示しながらも、テレビ出演の映像を見た限り、「健康状態万全でないのは疑うの余地がない」と断言。現時点でマスコミの取材を受けたり、芸能活動を再開することは、「決してプラスにならない」と時期尚早であることを“警告”した。

 3月27日にリハビリ生活を送っていた療養施設を退院した中島は28日、松竹芸能に退社の意向を申し入れ。松竹芸能は29日、中島から専属契約解除の申し入れを受けたことを認めた上で、「精神状態と健康状態が万全でなく、弊社による継続的なサポートが必要」と判断し、もう一度考え直すように中島に伝えたことを明かしていた。

 中島は28日、松竹芸能に無断でテレビ朝日系「ワイド!スクランブル」のインタビュー取材を事務所に無断で受け、松嶋の独立や松竹芸能との確執で悩んだなどと発言。この模様が29日に放送され、波紋を呼んでいた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス