ytv漫才新人賞に銀シャリ

 若手漫才師トップ1を決める「第2回ytv漫才新人賞決定戦」が3日、大阪市内で行われた。

 決勝戦にはウーマンラッシュアワー(結成5年目)、GAG少年楽団(結成8年目)、プリマ旦那(結成5年目)、和牛(結成7年目)、学天即(結成8年目)、銀シャリ(結成8年目)の6組が出演。磨きに磨いたネタで熾烈(しれつ)な争いを繰り広げた結果、見事、「銀シャリ」が優勝を果たし、賞金100万円を獲得した。

 コンビのツッコミ担当・橋本直(32)は「みんなすごいレベル高かった。芸歴を重ねた分、勝たないと、というプレッシャーがあった」と勝者の弁。ボケ役の鰻和弘(29)は「今日で一番うれしいです」と、ここでもボケて見せた。

 10年に「NHK上方漫才コンテスト」に続いて関西系お笑いレースを制覇したことに橋本は「今までの賞レースで一番しんどかった。でもTHE MANZAIやキングオブコントもあります」と全国制覇を次の目標に掲げた。橋本はまた、決勝で一騎打ちとなった学天即の奥田修二(31)とは、かつて同じ部屋で共同生活した間柄で「ついに奥田と戦わないといけないのか」と感慨深い気持ちになったという。

 本戦を争ったウーマンラッシュアワーは4月から東京進出するが、銀シャリは今後も大阪に拠点を置いて活動するという。橋本は「全国で多くの方々に見ていただきたい思いはあるので呼ばれたらどこでも行きます。でも、漫才をやるなら、大阪の方がいろいろ土壌が整っていますから」と話した。

 相方の鰻は、2月26日に鼻の軟骨除去手術を受けたばかり。「まだ治ってなくて、普段はガーゼをバンドで止めているんです」と明かし「本番で鼻血が出なくてよかった」と笑いをとっていた。

 出場条件は大阪で活躍する結成10年目までの若手。年間3回の予選を行い、勝ち抜いた上位6組が腕を競った。ネタ時間は5分。上位2組の「銀シャリ」と「学天即」が決勝に進んだ。第1回のチャンピオンはモンスターエンジン。

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