本郷功次郎さん 前日まで元気だった

 14日に心不全のため亡くなった俳優の本郷功次郎さん(享年74)の密葬が18日、横浜市内の自宅で営まれた。

 葬儀後に、二男で俳優の本郷壮二郎(37)が会見。約10年前に撮影された、りりしい表情を浮かべる本郷さんの遺影を抱きながら、「親父は何に対しても厳しかった。曲がったことが嫌いで。一方で、いいことをやったらほめてくれて、道を教えてくれました」と亡き父をしのんだ。

 脳こうそくを発症した2004年以降は芸能活動を休止していた本郷さんだが、「映画にもう1回出たい」と仕事復帰を目指していたという。壮二郎は父と同じ役者として、「僕の目標は、親父と共演してから引退してもらおうと思ってたので、悔しいです」と夢かなわず無念さをにじませた。

 本郷さんは亡くなる前日の13日午前中までは元気な様子を見せていたという。同日夕方に、自宅で座ったまま意識をなくしているのを、妻で元女優の古城都さん(69)が発見。壮二郎もすぐに病院に駆けつけたというが、すでに心肺停止状態だったという。

 戒名は「慈照院芸法譽功次郎居士(じしょういんげいほうよこうじろうこじ)」。棺(ひつぎ)には、都さんからプレゼントされ愛用していた携帯電話のレッグストラップと、15日が本郷さんの誕生日だったことから、家族が用意していたメッセージ入りバースデーカードが入れられた。

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