【フォスドイグアス(ブラジル)共同】5月3日に首都ブラジリアを出発したリオデジャネイロ五輪の聖火リレーは1日、ブラジル国内の327都市を巡る行程のハイライト、世界三大滝の一つ、イグアスの滝を通過し、雄大な自然を背景に走者が聖火を運んだ。
スタート時は弾劾手続きでルセフ大統領が停職となる直前で、デモや抗議活動などによる混乱が懸念されたが、その後はほとんど問題なく進行している。史上最年長の聖火走者となった106歳の女性や12歳のシリア難民の少女、先住民らのリレーが話題を呼び、各地で南米初開催の五輪の機運を高めた。